返しを潰した釣り針ってバーブレスフックって言うんですね
釣りを再開してから初めて知りましたが、釣り針には『返し』のない鈎があるんですね^^;
スレ針という言うやつで、釣り堀などで使われている返し無しの釣鉤です。
返しがないことで、針を釣った魚の口なり喉から抜く際に魚体へのダメージを軽減させ、簡単に抜けるので手間もかかりません。
「返しがないと魚がすぐにバレてしまうのではないか?」
確かに、魚を釣った後、針を抜く際に返しが引っかかって抜けないのを見ると、「これは返しがついているから釣れたのだろう。返しがなかったらばらしていただろう」なんて思ってしまいますよね。
私も以前はそうでした。
しかし、返しを抜いたあとに口からの出血をみるとあまり心地の良いものではありませんし、チチブのように針を丸呑みしてしまう小魚相手だと、返しがついていてなかなか外せず、手こずっている間に死亡…なんてことがよくあります。
「だったら返しを潰してみよう」
以下の様にハリの返しの部分を潰してみました。
ペンチで返しの部分を潰しただけです。
やや返しのあった部分が盛り上がっていますが、引っかからないので安心です。
釣鉤で自分を釣ってしまった時も簡単に外れるのでほんとうに便利です^^;
ヘラブナ釣りでは極普通に使われているようです。
肝心の釣果ですが・・・
返しバリを使っていた時と全く同じです!
いや、むしろ釣れているかもw
バーブレスフック協会なる団体もあるんですね!驚き!
この一言もなるほどと思いました。
おまけ=バーブレスフックは「スレバリ」と言う日本古来の言い方があります。ではなぜ私たちの協会の名前を「スレバリ普及協会」としなかったのでしょうか。 その理由はスレという言葉の持つ意味にあります。純粋な魚釣りの用語のスレとは口以外の場所にハリが掛かってしまう状態を指します。背中や尾鰭はもちろんアゴの下やエラに掛かったものも全てスレ掛かりです。英語ではファールフッキングといいます。全てのスポーツフィッシャーマンの間ではあまり好ましくない状態として扱われます。
しかしながら、我が国ではそのスレ掛かりを故意に狙ったハリをスレバリと昔から呼んで来ました。例えば鮎掛けバリ、サケ、ボラなどを狙ったイカリバリなどがそうです。これらは海外では「ギャングフック」と呼ばれます。引っ掛け釣り用のハリという意味ですね。
このように伝統的な日本のスレバリとバーブレスフックでは基本となる理念が全く違うことから、私たちの協会名はあえて日本語を使わずに「バーブレスフック普及協会」となったのです。
リンク元:http://npo-barblesshook.com/whybarblesshook.htm
私はここ数週間は返しを潰したハリのみ使っています。
私の釣り場には野鳥が多いのです^^;
パンプカで鯉を釣っている時に、白鳥や鴨が飛んできて、間違えて針付きのパンを食べてしまったら大変です…。バーブレスフックなら抜きやすいので、最悪の事態になっても返しありよりもずいぶんマシでしょう。
返しがないと不安になる気持ちもわかりますが、返しを潰してあると抜く時がとても楽です。試しに使ってみてはいかがですか^^;?
「釣りを始めたいけどハードルが高い!」
「コストがかかるのでは!?」
と、思っている方!
鯉釣りを始めるのに大金を費やす必要はありません。
私も超廉価な釣り道具で始めました。高級な竿でも安物でも釣果に大きな影響は与えません。魚にとって竿の安い高いなんて関係ありませんからね^^;
安物竿の使用感等をまとめていますので是非御覧ください!
⇒安い述べ竿レビュー!!!
釣り用ウェア、小物とて然り!廉価に行こうぜ!!
⇒釣り竿や仕掛け以外のアイテムを充実させよう!