パンをエサにして鯉を釣る!パンプカ、コ式は初心者でもとっつきやすい!
鯉釣りにハマり始めた昨年。
その時にパンプカという釣法を知り、自分のフィールドで試してみたらなんと釣れました。今までブッコミやウキ釣りで狙ってもほとんど反応が無かったのに、あまりにあっさり釣れてしまったのでハマっちゃいましたね。
自分でコ式の出来損ないのような仕掛けを作って、リール竿を使って遠投しても釣れました。
でも、やはり釣るのなら延べ竿ですね。合わせやすいですし、何より手応えが違います。
コ式またはパンプカの始め方
1.鯉がいる場所を探す
まず、当然ながら釣り禁止ではないフィールドを探します。
・いつも通る橋の下で鯉を見かけた。
・沼のほとりで鯉が群れていた。
・釣りをしている人がいた。
上記ポイントへ竿と仕掛けとパンを持って行ってみましょう。
延べ竿でもリール竿でもOKですが、釣りそのものが初めてという方は延べ竿での釣りをおすすめします。
おすすめの仕掛け
延べ竿270cm~540cm
道糸、ハリス6号~8号
伊勢尼10号以上
(1)撒き餌を撒く!
私は耳の部分を撒いてしまいますね…。パンの耳の辺の部分です。角は食わせに使います。
撒きすぎないようにしましょう。私はまず1cm角のパンの切れ端を5切れ程撒いて様子を見ます。10分以上かかることもありますが、やる気のある鯉なら割と早く寄ってきます。
「バホッ!」
と、パンを食べる音がしましたら、もう少しだけパンを撒きます。
はじめは警戒しているので、撒き餌を追加して油断させるためです。
撒き餌は大きすぎないようにしましょう。鯉は基本的に大きなパンを狙ってくるので、撒き餌が食わせよりも大きとなかなか釣れません。
(2)本命の食わせパンを投入!
パンの付け方はこちらの動画を参考にしてください。てんていが丁寧に解説されています。
https://www.youtube.com/watch?v=FnFRbWIpIkg
パンの角に針を入れて貫き通し、針を反転させてまたパンの耳に刺し込む…ってやっぱり動画を見ましょう(笑)。
パンの角でなくても大丈夫です。白い部分をちぎってから優しく丸め、針のチモト部分にギュッとつけます。チモト以外の部分は圧縮せずにふんわりさせておけば沈むことはありません。
あれほど撒き餌をパクパク食べていたのに、本命のパンに対しては異常に警戒するのを見てちょっと驚いたと思います。鼻でつついたり、甘咬みする程度でがぶりと食わないし、吸い込みもしない。
ちょっとスレた鯉だと喰うまでに時間が掛かるし、糸を見たらそのまま去って行く鯉もいます。今まで釣られたことのない鯉、仲間が釣られるのを見たことがない鯉、めちゃくちゃ腹を空かしている鯉ならすぐにかぶりついて来ます。
(3)合わせ
これは体で覚えるしかありません^^
と言っては元も子もないですが…。鯉は一回口に入れてから吐き出すことがよくあるので、例え鯉がパクリと口に入れたとしてもすぐに合わせず様子を見ます。でも、初心者の方でしたら、まずは合わせてみるとよいでしょう。何度も合わせて外しているうちに、どのタイミングで合わせればよいかがわかってきます。
口に含んでからそのまま潜水しようとした時に合わせると大体かかります。
自作のコ式を使った時は向こう合わせでかかってくれました。
発泡スチロールは浮力があるので、鯉がエサに食いついて潜ろうとするとフッキングしやすいんですね。私の作ったコ式だと発泡スチロールでハリスを隠しているので、鯉がハリスに触れることがなく警戒せずに喰ってきます。自作コ式はあまりにも釣果が良かったものの…達成感がイマイチだったのでもう使っていません。
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(4)スレた鯉への対応
コ式やパンプカで同じ場所で釣っているとすぐにスレてしまいます。
浮いているパンを警戒し、尾っぽで叩いたり、鼻で突くだけでなかなか食べてくれません。
パンプカですと糸が水面についてしまうので警戒されます。
このため、ハリス部分を隠した偽コ式を自作するに至りました。ただ、上述したようにこれを使うと無防備に喰ってくる鯉が多く、張り合いがなかったので封印。
竿、糸、針、パンのみのパンプカで鯉を釣ろうと知恵を絞りました
自作コ式MK2。スレ鯉相手に大暴れw
鯉・フナを集中的に釣ってきました!
a.水面ギリギリにパンを着水させる
これならばスレた鯉も喰ってきます。水面ギリギリと言っても、自分で腕を伸ばして調整すると腕がパンパンに張ってしまいます。その際は周辺にある草木、水草を利用します。
こんがらがらない程度に少し草木に道糸やハリスを絡ませ、上手く水面にパンだけを着水させます。
糸が見えていないので、すぐに喰ってくるのでおすすめの釣法です。
b.更にスレた鯉への対応!
問題は糸を水面につけないことです。しかし、スレまくった鯉だと、水面に糸がついていなくても、「これは糸付きのパンだっ!」と見抜く鯉もいます。
軽く鼻で突いてから、ぼーっとパンを凝視。おそらく空中にある糸を見切ったのでしょう。スレてくるとすぐに噛まず、得物の状態をよく確認してから喰う鯉がいるのです。
スレまくった鯉たちには「水草乗せ釣法※勝手に作った」がお勧めです!
5cm角程度の水草が浮いていたらその上にパンを乗せます。ただ乗せるだけでは、水中から見えませんので、水草から少しパンをはみ出させます。こうすることで針も見えにくくなるので鯉が油断しています。
これはパンなど浮遊物は流れてくると、木の枝や葉っぱ、その他の浮遊物などに付着しますので、「ああこれはただ単に浮いているパンなんだ」と、鯉に思わせることができるのです。
スレまくった鯉でもパンに対する反応は敏感なので、「いずれ食い付くだろう」と思って普通に糸をべったり水面につけた状態で待っていても食いついてくる可能性は非常に低いです。スレていない鯉が回遊するのを待つしか無いですね。
パンプカは鯉が捕食するシーンを見ながら釣るので、わかりやすくとてもスリリングです。
「喰うぞ…喰うぞ…」とエサを凝視しながら待つ釣りも緊張感があって面白いです。初心者が鯉の引きをすぐに味わいたいと思ったら、パンプカまたはコ式釣法がお勧めです!
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鯉釣りを始めるのに大金を費やす必要はありません。
私も超廉価な釣り道具で始めました。高級な竿でも安物でも釣果に大きな影響は与えません。魚にとって竿の安い高いなんて関係ありませんからね^^;
安物竿の使用感等をまとめていますので是非御覧ください!
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釣り用ウェア、小物とて然り!廉価に行こうぜ!!
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