貧果だけど嬉しい得物っ!
午前5時半から釣りを開始しました。
昨年の冬は最低一匹は釣れていた場所でしたが、今年の冬は魚っ気が全くありません。モロコたちはそこそこ元気なのですが、鯉、鮒の元気が全くありません。昨年は12月でももじりやハネが多く見られましたが、今年はほぼ沈黙。
愚痴ってばかりはいられないので、二代目剛360を出してみました。
外来浮草が生い茂っていて昨年までのポイントが壊滅状態。
周辺を狙ってみましたがやっぱりダメ。
雑魚にパンを蹴散らされてしまい釣りにならず。小鮒でも釣れないかなと思って、やすらぎ360を出して釣りましたが、全部モロコ^^;
移動です。
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他に場所はないものか…。
昨年の今頃と比べ、今年になってから釣りポイントが4箇所潰れてしまっています。外来浮草が大きな原因です。そのうち1箇所は無法ヘラ師による不法占拠(ここはヘラ台も去ることながら、1日中ヘラ師が数名へばりついているので、完全にスレてしまいました)。
あっ!
あったっ!
昔、学生の頃NGO活動で水質浄化のボランティアに参加した場所…っ!
大河からの流れ込みがあり、池のようになっています。
あそこなら水深もあるし釣れるかも。
手すりがあるので、そこに延べ竿をおけば持たずに済むので楽ちん。
二代目剛360と二代目剛630を侍らせました。ラインは共に6号です。
エサはパンとさつまいもを併用。
他にも釣り人が居てヘラ師が2名、他は延べ竿を持ってウロウロしていたので、おそらく雑魚釣り師でしょう。
水深は2m以上!
釣るのが難しそうです。魚の捩りは全くないし。長期戦を覚悟でぼーっとウキを見ていると、630につけたウキが寝ています。また、竿を煽って立たせるか…。
いやっ!
この倒れ方は…食い上げっ!
合わせっ!
かかった!
冬にも食い上げがあるのかっ!
ムッ!?
結構引くけどこの季節だからちょっと弱めかな。
もしかしたらパワー系のマブナかもしれないなんて思っていました。
魚体が見えてきました。サイズは間違いなく50cm以上。
いいサイズの鯉だけど冬はしんどそうだな…。
むむむっ!?
体が随分とスリムだっ!
もしかして…ボラ!?
ボラだったら初体験です。
結構引き始めました!じっくりとやり取りをして見てみると、なんとニゴイっ!
嬉しい外道っ!
昨年の冬も他の場所で釣ったことがありました。37cmだったはずです。
が、今回はデカイっ!
ネットイン!
ほぼほぼ60cmのデカニゴイ!似鯉!
似鯉なのでアバウトで。60cm超えってことにしましょ。
この後、60cmオーバーと思われる鯉とバトルをしましたがバラシ。
二代目剛360を極限まで曲げた後、6号のハリスをぶっちぎって逃げていきました。のされる事無く竿をきっちり上げてこらえていたんですけどね。ものすごいパワーでした。水深があると、深く潜るためにめちゃくちゃ曲がりますね~。二代目剛は大丈夫っ!
似鯉嬉しや!
いや~似鯉なんてめったにお目にかかれないのでめちゃくちゃ嬉しいです。それにこんな大きなのは初めてです。
確かにお顔をよく拝見すると狐面をしながらも、ヒゲが生えていて、鱗も鯉っぽいですね。ニゴイと言われるのもうなずけます。
しかし、似鯉(ニゴイ)ってネーミングもなかなか罪ですよね。本当の名前じゃない気がしませんか?鮎に似ているからアユモドキなんて魚もいますけど、正式名称っぽくないですよね。
人間だったらものすごく失礼なネーミングですよね。
「あいつ田中に似てるよな。紛らわしいから田中似で呼ぼう」
かなり極端な事例ですね^^;
田中似なんてネーミングの方が紛らわしいです。
魚同士の会話でもおかしなツッコミが入りそうです。
鮒「君、何ていう魚?」
ニゴイ「似鯉だよ」
鮒「え?鯉なの?」
ニゴイ「いや、似鯉だよ。鯉に似ているからニゴイ!」
鮒「だからっ!鯉に似ているのはわかったから、君は何ていう魚なの!?」
ニゴイ「似鯉っていう名前なんだっ!」
鮒「そうか…ゴメンな…」
思えば勝手な名前をつけられたものです。
せめて狐鯉(きつねごい)とか呼ばれていたらなあ…。鯉釣りやフナ釣り、ブラックバス釣りの外道としても好ましく思われないことがほとんど。
30cm超えていればそこそこ引いて楽しい魚なので、自分は似鯉を応援しています。
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「釣りを始めたいけどハードルが高い!」
「コストがかかるのでは!?」
と、思っている方!
鯉釣りを始めるのに大金を費やす必要はありません。
私も超廉価な釣り道具で始めました。高級な竿でも安物でも釣果に大きな影響は与えません。魚にとって竿の安い高いなんて関係ありませんからね^^;
安物竿の使用感等をまとめていますので是非御覧ください!
⇒安い述べ竿レビュー!!!
釣り用ウェア、小物とて然り!廉価に行こうぜ!!
⇒釣り竿や仕掛け以外のアイテムを充実させよう!