鯉っ子を狙うも巡りあうのは元鯉っ子たちばかり
小物釣りをするにしても減水で手も足も出ない状態が続いていたので、新規開拓へと乗り出しました。
同じ水系ですが、田んぼの用水路に小鮒や鯉っ子がいるはずだと思い、狭すぎない用水路を足で探してきました。湖へと流れる川幅10m未満の小河川を確認しましたが、水深が10cmも無さそうでとても釣りが出来る状態ではありませんでした。小魚の魚影もなく、いるのは大型の鯉のみ。
もっと細い水路を探したら、その川へ流れこむ用水路を発見。川幅1mちょいの渋い水路。水深は…20cmくらいでしょうかね。朝方でまだあまり良く見えませんが、水面に波紋を確認したので生命反応はあります。
しかし…かなり大きめな波紋であるのが気になりましたが…。
パンを数切れちぎって撒く。
反応はほとんどありませんでしたが、構わず仕掛けを投入。
仕掛け:
影法師3.6m へら竿
道糸2号
ハリス1.5号
袖鈎3号
セル棒浮き
ガン球おもり
エサ:パン
水深は浅いですが少々濁り気味です。鯉っ子の姿を目視できませんでした。狭いし浅いし、人間の姿を見たらすぐに逃げられてしまいそうなので、仕掛けを遠くに飛ばして様子を見ました。
浮きの周辺に波紋が集まり出した…!?
これは…大型の鯉またはフナの可能性大っ!
まずい…こんな仕掛けではぶち切られるかもしれません!深場ならともかくも・・・こんな浅場で横に走られたら…^^;
「引き上げだ」
が、時すでに遅し。浮きが不自然に動いている~。
恐る恐る…合わせっ!
かかった(T_T)!
ヒョおおおおおおおおおお!!!
一気に走る獲物…!
大ピンチだっ!
用水路から出ようと排水口へと走る鯉!
普通に耐えてしまっては仕掛けを切られていまいますので、私も一緒になって走る!
10m位走ったかな…。
排水口へと通じるトンネルの中に入ってしまい、あとは運と影法師の性能に頼るしかありません。グイグイと排水口へと向かっていく鯉。半月を描き始めた影法師。軟調のへら竿であったのと、細いハリスが功を奏したのか、鯉の走りを上手くいなしているっぽいです。ある程度疲れているはずだし、猛烈な引きをとりあえずは防ぎました。
硬調の光流DXだったら切られていたかもしれません。
しかし、すぐにネットインには出来ません。
そこそこの力で引っ張り続ける鯉。ここからは耐えるしか無い人間。しゃがみながら相手の疲れを待つ。
硬直。
まさに猪木アリ状態となり、観客がいたらブーイングが聞こえてきそうな状況です。
2分ほど経過。
ようやくこちらへ徐々に引き寄せることに成功し、無事ネットイン!
40cmジャストの鯉です!
鯉っ子狙いだったけど…まさかこれほど手に汗握る戦いになろうとは^^;
貧弱な装備で「切れるかも…」と焦りながら釣るのも面白いですね。40cmの鯉にここまで焦らされるとは。
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鯉っ子がいないのでいつもの河川へと移動。
う~ん…ここで鯉っ子を狙いましたが釣れるのはモロコのみ。
夕方、少し空き時間が出来たので再び河川へ。
タイムリミットは1時間。浅場でダメ元でやろうとしましたが、以外にも橋脚の部分は1m以上もあり、もしかしたらここにいるかも…と思って仕掛けを投入。どうせ釣るならデカイ鯉を釣ってやりたいっ!
仕掛け:
光流DX270cm
道糸、ハリス共に8号
鯉海津15号
棒ウキ
板オモリ
エサ:パン
ウキ下を調整。
第一投目。浮きにすぐに反応ありっ!浮きが2度ほど沈んだので合わせっ!
空振り。
第二投目。
反応が凄まじく良いので注意深く見つめていると…。
消しこんだっ!
というよりも腕を持って行かれましたっ!
完全なる向こう合わせっ!釣り人が全く反応できないほどの速さでした!
全力ダッシュを3回ほど食い止めた後もしつこく走る鯉。竿が短いのでやり取りに苦労しますが、これがまた楽しい。いや、やっぱり短竿っていいですなっ!
50cmジャストの鯉っ!
ふ~。
釣り上げたので速攻納竿!
細仕掛け、太仕掛けで鯉とのバトルを楽しめました。
鯉釣りはやっぱり面白いやっ!
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私も超廉価な釣り道具で始めました。高級な竿でも安物でも釣果に大きな影響は与えません。魚にとって竿の安い高いなんて関係ありませんからね^^;
安物竿の使用感等をまとめていますので是非御覧ください!
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