真似しちゃいけない荒天の中一人ブラック企業釣行

午前３時半に起床。
外を見ると風は強いものの雨はまったく降っていませんでした。予報では夜中の１時から雨が降り始め午前３時には大雨という予報だったのに。

釣行をどうするか？

普通、雨だけど行くか行かないと悩むものですが、今回は雨の日狙い。
風が強いだけでは、ただ単に釣りづらいだけ。雨が降ってくれれば高活性となります。

１時間半ほど悩みました。
行かないと折角の週末を不意にした気になってしまうし、行って坊主だったらそれも時間の無駄。強風に耐えたところでなにも釣れなかったら…などとつまらないことをウジウジ考えていました。

で、結局行くことに。

３０分竿を出して釣れなかったら帰ろうと。


一人ブラック企業になって暗闇の中連日釣行4/28～30

５時過ぎに現地着。

風は風速６ｍ。竿の準備をしていたらポツポツと降り始めました。これは行けるか…？でも降り始めてから時間が経たないと活性は上がらなさそう。

得物は光流DX２７０を選択。
１５尺以上の竿では強風に煽られやすくなり、取り扱いにくいからです。短距離の白兵戦を楽しもうじゃないか。

光流DX２７０
道糸１０号
ハリス８号
板おもり
棒ウキ
伊勢尼１３号

餌：パン

余ったごはんがあったので、それを撒き餌として投入。風が強くてちぎったパンでは風に流されてしまうので重量のある残り物のごはんを撒き餌に。

雨はまだ霧雨程度でしたが風は強力。
橋の下で釣れば良かったと思い、移動を考えましたが、風の強い日に橋の下で釣ると余計に辛いんですよね^^;風が非常に強くなり、他の平らな場所と比べて４割増し程度の爆風となっておそいかかってきます。

浮きも見づらいです。
風にトップを抑えられるし、波のせいでプッカプッカ揺れますからね。

ウキが流されるかのように平行移動しています。これは！？

合わせっ！

かかった！

びょおおおおお！下流へと向かって走る鯉。

中央出○の飛び込み営業バリに自分にノルマを課して釣りをしてきました。

第一波さえ凌げば行ける！

凌ぐ！

また走る！

凌ぐ！

また走る！

「竿が折れそうに」とこのブログでよく書いていますが、今回の鯉は本当にパワフルでした。第一波～第四波のパワーがほとんど同じ。弱ることなく走り続け本当に折れそうでした^^;

走りが…止められない。

「ブルああああああああ！！」

ドラゴンボールのセル並に咆哮する光流DXと自分。
ようやく少し弱ってきました。

どうにかネットイン。

サイズは５３ｃｍ。

荒天時の活性、恐るべし。ここまでパワーが違うとは。

再び仕掛けを投入した時に雨が大粒に。レインコートにビシバシとあたり始める。浮きがジワリと消え始め…

合わせっ！

ほとんど入れポン！

ぐうううう～”！

先ほどとほぼ同クラスのパワー。

５２ｃｍ

雨と風がドンドン強くなってきました。
この状況下で釣り続ける自分…かなりイカれています。狂っているとしか。

ハアハアと肩で息するほど疲れました。二匹目もネットインが難しく、かなり長い時間やり取りしていました。腕も疲労しまくり。

もうしばらく来ないだろうと思い再び同じ場所へ投入。

数秒後にまた来たっ！

合わせっ！

かかった！

 

びゅぎょおおおおおお！

またしても！

もう腕が…疲れたよ！

サイズもパワーも最初の２匹と同じだし。
季節や活性によりここまでパワーが違うとは。鯉の底力の一端を味わうことができました。

ネットイン。

５３ｃｍ。仰向けじゃない方。

 

雨がますますひどくなってきて、水面が雨粒で弾けまくっていました。だけど…４匹目行けそうだなあ。開始からまだ４０分ちょいしかたっていません。

続行！

 

流石に入れポンはなくなりました。それでも１０分ほど経ったら怪しい動きが見えました。

波の動きにも慣れてきました。

 

しゅっ！

浮きが一瞬で消えた！

あわせぃ！！！

かかった！

以下省略！！

 

すごいブルファイトでした。ラストを飾るに相応しい引き。サイズは５０ちょいでしたけど。

４匹目。

集合写真を撮影。

５匹目行けるか…？

仕掛けを投入した直後、

ボゴガジャーーーーーン！

！？

何かが決壊した…わけではありません。そんなものありませんからね。
すると木屑だのゴミだの…更に猫の死体、ネズミの死体までもが一気に流れ込みから流れ出てきました。水流が半端ない！仕掛けが簡単に流されてしまいました。

駄目だ。帰ろう…。

排水口に詰まっていた物がこの大雨で一気に流れ出てきたのでしょうか^^;そこかしこで水流がぶつかり渦ができていました。



 これにて納竿！

１時間で４匹釣れれば上等です。コンディションは悪かったけど…釣果報酬はよかった！危険ですから豪雨時の釣行は控えましょう。私の釣り場は増水したところで大したこともなく、欄干もあるし足場もしっかりしているところです。

 

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