※記事下部に追記しました。
オリジナルの鯉釣り餌としていくつか紹介してきました。
自動精米機にある無料米ぬかとパン粉などを混ぜて作るヌカ爆弾。
茹でたサツマイモとパン粉、蜂蜜を混ぜて作るくわせ餌。
これらの餌はどこの釣り場でもオールマイティーにそこそこ仕えますが、作るのにほんの少し手間がかかります。
今回ご紹介する餌はパンです。
食パンです。しかも、超熟やフジパン、ヤマパンのプレミアムなパンではありません。
水面の餌を食べることに慣れている鯉や、公園の池にいる人から餌をもらうことになれている鯉(白鳥や鴨と一緒に闘うように食う)はパンへの喰いが非常に良いです。そのため、パンは池の鯉にこそ効果はあるものの、野生化している鯉にはどうなの…?と思うかもしれません
しかし、パンは河川や湖などでぶっこみ釣りの食わせとしても活躍しています。池の鯉のように脊髄反射的にすぐに反応するわけではありませんが、しっかり食ってきます。
私は昨年まではパンプカメインで釣りをしていました。その際いくつかのパンを使用してみました。パンプカで使うパンは6枚切りまたは4枚切りです。ヤマザキパンの『芳醇』『サンブレッド(何故かオフィシャルサイトには載っていない!http://www.yamazakipan.co.jp/product/01/)プライベートブランド並みの安さです。88円』、フジパン『本仕込み』と名前は忘れたけど90円くらいのパン、業務スーパー、ビッグ・エーの70円台のパン。いずれもパンプカでは使えました。
ただ、業務スーパーとビッグ・エーのパンは他のパンより早めに乾燥してしまった気がします。
現在、ウキ釣りメインで釣りをしていますが食わせはパンです。
上記のパンを使っても良いのですが、行き着いたのは下記のパンです。
マミーマートのプライベートブランドの74円のパン8枚切りです。
このパンの特徴。
- しっとりとベッチャリを勘違いしてて、弾力がない。
- 乾燥しにくくてじとじとしている。
- 指で軽く抑えるだけでぺちゃんこになる。
- 練りやすく団子にしやすい。
- コイ、フナ、アメナマ、モロコ、タナゴなどの雑魚にも有効。
特殊能力を秘めまくったマミーマートのPBパン。
パンを一袋一斤釣りに持って行っても良いのですが、予め餌を細かく刻んでおくと鈎付けも楽です。
スポンサードリンク
釣行前の下ごしらえ!
パンの耳を切り取ります。
白い部分は喰わせとして使い、耳の部分は撒き餌として使います。
幅1cm程度、長さは3cm位で短冊切りにします。
撒き餌は耳の部分を使用します。縦横1cmの正方形。
撒き餌はちねってから沈ませます。浮かせてもいいです。鯉がいそうな場所に撒いて、パクパク食いついてきたらその場所は鯉が集まりやすい場所です。
食わせの白い部分はこのようにロール状にして針に付けます。
私は針先を出すようにしています。
この方がかかりやすい気がします。写真はロール上にしたものを刺しただけですが、もっと丸めたりガッチリとくっつけて投入します。
パンに慣れていない鯉でも、何度も打ち返したり、辛抱強く待っていれば食ってきます。
パンはやっぱり鯉に強い餌ですね。「大ごい」などの鯉専用の釣り餌の成分を見ると、大抵の餌には「パン粉」が含まれています。
追加
パサついたパンの使い道
8枚切り一斤を3,4かいの釣行で使い切ります。
釣行に間が開いてしまうと、パンが痛み始め始めるし乾燥してしまいます。
こねれば針に付けられるものの、パサパサしているので水にすぐ溶けてしまい針持ちはよくありません。
新品のパンは丸めてしまうと拡散性がなくなります。
パサパサしたパンの味はあまりよくなさそうですが、鯉にとってはどうなんでしょう^^;?
前は古いパンをただの浮かせ用の撒き餌にしか使っていませんでしたが、針につけてバラケ餌として使うと寄りが良いです。
パンを浮かせて撒き餌とすると、場所によっては白鳥や鴨が寄ってきて釣りになりません。
買ったばかりのパンをチネッて撒くのもよいですが、それだとバラケないので寄りがよくありません。
ぱさついたパンは少し水を加えてからこねて撒き餌にする。バラケ餌として活躍してもらいましょう。
「釣りにコストをかけられない」
気軽に釣りをするにはもってこいの餌です。
- 安のべ竿光流DXで爆釣せよ!
- 初心者は釣りを安く始めよ!
- ごっついグラスのべ竿で鯉との格闘を楽しめ!